2026年版 旅行会社向けベスト旅程作成ツール
チームに最適な旅程作成ツールの選び方:予約情報のインポート、提案書作成、再利用可能なコンテンツ、コラボレーション、貴社ブランドでの旅行者への配信という観点から、8つのプラットフォームを比較します。

旅行会社におすすめなのはmTripです。 予約書類やGDSの予約情報を編集可能な日程表に変換し、担当者が一つの旅行会社ブランドのもとでテンプレートを共有でき、各旅程を貴社のアプリ、Web日程表、PDFで配信できます。個人で活動する旅行会社の担当者には、Travefy、Tern、TravelJoyが選ばれることが多いです。AxusはDMCとの連携を重視しています。Safari PortalとWetuはコンテンツが豊富な提案書作成に向いており、Vamoosは旅行者向けアプリの使い勝手を重視しています。
2026年9月に確認した各社の公開資料に基づく情報であり、実機による横並び比較ではありません。
結論:ワークフロー別ベスト旅程作成ツール
多くの旅行会社にとって、最適な旅程作成ツールはmTripです。予約情報をインポートし、貴社ブランドの提案書や日程表を作成して、貴社の名前で旅行者に届けることができます。2026年9月に確認した公開資料に基づくと、ここで比較した8つのプラットフォームのうち、6社が予約情報のインポートに対応し、2社が外部パートナーによる旅程編集に対応し、6社が専用アプリまたはホワイトラベルアプリのオプションを提供しています。料金体系の基準が利用者数やプラットフォーム利用料ではなく旅程数となっているのは、8社の中でmTripのみです。mTripは旅行会社のチーム向けに設計されているため、個人で活動する担当者には機能が多すぎる場合があります。状況が異なる場合は、以下のうち貴社のチームに合うワークフローから確認してください。各レビューでは、それぞれの判断の根拠を示しています。
個人で活動している、またはごく小規模なチームの場合
Travefy、Tern、TravelJoyは、個人で活動する担当者や小規模なホストエージェンシーのチーム向けに設計されています。mTripは旅行会社のチーム向けに設計されているため、個人で活動する担当者には機能が多すぎる場合があります。
担当者が一つの旅行会社ブランドのもとでチームとして働き、予約システムと連携している場合
一つの旅行会社ブランドのもとで予約システムと連携しながらチームで働く担当者には、共有テンプレート、明確に名称化された連携機能、配信方法をカスタマイズできるプラットフォームレベルの製品が必要です。mTripは、こうした旅行会社のチーム向けに設計されています。Safari PortalとVamoosも、どちらも専用アプリへのアップグレードを提供しており、あわせて料金を比較する価値があります。
提案書の見せ方が成否を分ける場合
仕入先の素材ライブラリを備え、画像を多用したレイアウトを作成できる、コンテンツ重視のプラットフォームが最も得意とする分野です。比較すべきはSafari PortalとWetuの2社です。Wetuはアフリカ向けプログラムに強みがあるため、取り扱い先の対応状況を確認する価値があります。
DMCや仕入先と共同で旅程を作成する場合
DMCや仕入先と共同で旅程を作成する場合は、ファイル共有ではなく、外部パートナーが実際にアクセスできる仕組みを備えているかを確認してください。Axusは招待制の共同編集を軸に設計されています。mTripでは、パートナーにアカウントへの完全なアクセス権を与えることなく、旅程の作成に関わってもらうことができます。比較した8社のうち、外部パートナーによる旅程編集に対応していると明記しているのはこの2社のみです。Safari Portalは仕入先パートナーとの共同ブランディングに対応しています。
クイック比較:旅程作成ツール8製品を徹底比較
| プラットフォーム | 最適な利用者 | 作成・提案ワークフロー | インポート方法 | コラボレーション | 配信・ブランディング | 料金体系 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| mTrip | 小規模チームから大規模ネットワークまで、あらゆる規模の旅行会社に対応 | 再利用可能なテンプレート、項目別料金設定、提案書から日程表への変換 | 対応書類のインポート、GDSおよびミッドオフィスとの連携 | チームでの編集、外部パートナーのアクセス、複数ブランドの管理 | Web、PDF、共有アプリ、または専用のホワイトラベルアプリ | 日程表数に応じた月額料金制、導入費用はプランにより異なる |
| Travefy | 個人アドバイザーおよび小規模なホストエージェンシーチーム | ドラッグ&ドロップ方式の作成ツールと提案モード | Smart Importおよび200社以上の仕入先連携 | パートナーによる編集機能は公開情報に記載なし | 共有のTrip Plansアプリ、Enterpriseプランではストア掲載対応のネイティブブランドアプリ | 基本プランに加えて追加スタッフ分は利用者数に応じた料金、Enterpriseプランは個別見積 |
| Tern | AIを活用した日程表作成を求めるアドバイザー | AIによる日程表作成支援、目的地情報ガイド、持ち物リスト | PDFおよびメールのインポート | パートナーによる編集機能は公開情報に記載なし | Web日程表と旅行者向けアプリ、ブランドカラーのカスタマイズ | 利用者数に応じたサブスクリプション |
| Axus Travel App | DMCと共同で旅行を作成するアドバイザー | ビジュアルレイアウト、再利用可能なカスタムコンテンツライブラリ | GDSのPNRインポート、AwardWallet経由のメール解析、API連携 | DMCおよび仕入先との共同編集、パートナーごとの共同ブランディング | モバイルおよびデスクトップ対応、カスタムブランドアプリのオプション | 利用者数に応じたサブスクリプション |
| Safari Portal | 提案書の質で差別化を図る旅行会社・DMC | 画像重視の提案書、仕入先コンテンツ、AIアシスタント | 予約情報のインポート機能は公開情報に記載なし | 仕入先パートナーとの共同ブランディング | Web、PDF、Travel Portalアプリ、ホワイトラベルへのアップグレード | プラットフォーム単位の料金、ホワイトラベルは別途料金 |
| Vamoos | 旅行中アプリを強みとする旅行会社 | ストーリーボード作成、書類共有、Studioドキュメント | APIによるバックオフィス連携 | パートナーによる編集機能は公開情報に記載なし | ブランドアプリ、独自アプリのオプション、完全オフライン対応 | プラットフォーム単位の料金、独自アプリは別途料金 |
| TravelJoy | 新規・小規模なアドバイザーチーム | 提案書テンプレート、AI Itinerary Copilot、Proプランでの団体旅行対応 | Magic Emailによる仕入先見積のインポート | パートナーによる編集機能は公開情報に記載なし | 貴社ブランドでのWeb日程表と旅行者向けアプリ | 利用者数に応じた料金、エントリーレベル |
| Wetu | コンテンツ重視の日程表を作成する旅行会社・DMC・販売店 | ビジュアルレイアウト、仕入先コンテンツライブラリ、地図 | 予約情報のインポート機能は公開情報に記載なし | 担当者ごとの共同ブランディングまたはホワイトラベルの日程表 | Web、PDF、貴社ブランドのTravelKeyアプリ、オフライン対応 | プラットフォーム単位の料金 |
比較表から見るインポート、パートナー連携、アプリの違い
2026年9月時点で確認した公開ドキュメントによると、8製品のうち6製品(mTrip、Travefy、Tern、Axus、TravelJoy、Vamoos)が予約情報のインポートに対応しており、Vamoosについては API経由となっています。Safari PortalとWetuについては、この機能に関する公開情報がありません。外部パートナーによる旅行の編集については、mTripとAxusの2製品が対応を公開しており、Travefy、Tern、Vamoos、TravelJoyの4製品は公開情報に記載がなく、Safari PortalとWetuは共同ブランディングを提供しています。専用またはホワイトラベルアプリのオプションは、mTrip、Travefy Enterprise、Axus、Safari Portal、Vamoos、Wetuの6製品が公開しており、TernとTravelJoyは共有アプリに貴社ブランドを反映する形となっています。
旅程作成ツールは予約の前後でどのような役割を果たすのか
旅程作成ツールは、旅行会社が提案書を作成し、フライト、ホテル、送迎、アクティビティ、書類を日程ごとに整理するためのものです。チームはこれを使ってコンテンツを再利用し、予約情報を取り込み、変更内容を調整し、Web日程表やPDF、旅行者向けアプリを通じて日程表を届けます。
この業務は2つの段階に分かれており、どちらも同じように得意なプラットフォームはほとんどありません。自社でどちらの段階に最も時間がかかっているかを把握することが、候補を絞り込む一番の近道です。
| 段階 | 導入担当者が確認すべきポイント |
|---|---|
| 予約前 | テンプレートとコンテンツライブラリ、再利用可能なプログラム、項目別の料金表示、複数案の提示、そして提案書を作り直すことなく何度も修正できること。 |
| 予約後 | 予約確認書の取り込み、参照番号やバウチャーの紐づけ維持、変更対応、パートナーによる情報追加、そしてアプリ・Web・PDFを通じた一貫した旅程の提供。 |
どのベンダーにもこの2つの段階を実際に見せてもらい、特に承認済みの提案書がどのように確定済みの日程表になるのかを確認してください。mTripが承認済みの提案書を確定済みの日程表に変換する様子を見る。
最適な旅程作成ツールの選び方:7つの基準
最適な旅程作成ツールとは、完成した日程表の修正、予約情報のインポート、コンテンツの再利用、提案書対応、パートナーとの連携、旅行者への配信、総コストという7つのテストに合格するツールです。デモの際はこれらの項目を必ず確認し、説明だけでなく実際のデモンストレーションを依頼してください。
1. 旅程の作成と修正
旅程の修正とは、完成した日程表を変更するためにどれだけの手間がかかるかを指し、旅程作成ツールを見極める際に最も差が出やすいポイントです。旅程は作成後に変更されるものだからです。担当者が日程を入れ替えたり、サービスの順序を変更したり、ホテルを差し替えたり、前泊・延泊を日程表を一から作り直すことなく追加できるかを確認してください。白紙の状態から新規作成するのではなく、完成済みの旅程をその場で修正してもらいましょう。
2. 予約情報のインポート
予約情報のインポートとは、予約確認書を再入力することなく日程表に取り込む機能です。プラットフォームがどの書類やシステムに対応しているか、取り込み後に担当者が確認すべき点は何か、予約内容が後から変更された場合どうなるかを確認してください。書類からのデータ抽出、PNRインポート、継続的な同期は異なる3つの機能ですが、各社が似たような表現を使うことがあります。本記事で比較した8つのプラットフォームのうち、2026年9月時点で公開されているドキュメントで予約インポートについて明記しているのは6社です。
3. コンテンツとテンプレート
旅程作成ツールにおける「コンテンツ」には3つの異なる意味があります。貴社独自の再利用可能なコンテンツ(説明文、画像、テンプレート、プログラム)、仕入先が貴社向けに作成した提案用コンテンツ、そして旅行中に旅行者へ配信される目的地情報です。比較を始める前に、この3つのうちどれが実際に必要かを見極めてください。Safari Portal、Wetu、Axusは仕入先または目的地情報のライブラリを明記していますが、mTripにはあらかじめ用意された仕入先コンテンツのライブラリは含まれていません。
4. 提案書と確定処理
提案書対応とは、顧客が承諾する前後における旅行の料金設定、修正、確定処理を指し、旅行会社の業務の多くは予約に至らない提案書の作成に費やされています。貴社で提案書の修正に多くの時間がかかっている場合は、確定予約のインポートとは別にこのワークフローを検証してください。担当者が項目別の料金を追加できるか、提案書を複数回にわたって修正できるか、承諾されたバージョンを再入力せずに確定済みの日程表へ引き継げるかを確認してください。8社のうち提案書のワークフローを明記しているのはmTrip、Travefy、Safari Portal、TravelJoyの4社です。
5. チームおよびパートナーとの連携
旅程作成ツールにおける「連携」とは、誰が旅程の作成に関われるか、そして各担当者がどこまで編集できるかを指します。社内チームでの編集と社外パートナーのアクセスは異なる機能であり、後者はDMCや仕入先に貴社アカウント全体を渡すことなく旅程の作業を行ってもらえる機能です。「連携」という一言で済ませず、それぞれ個別に確認してください。複数ブランドを運営している場合は、プラットフォームがどのようにブランドを区別して管理するかも確認しましょう。8社のうち、社外パートナーによる旅程編集を明記しているのはmTripとAxusの2社のみです。
6. 旅行者への配信とブランディング
旅行者への配信とは、旅行中に顧客が手にする情報を指します。Webリンク、PDF、共有型の仕入先アプリ、そして貴社の名前で公開される専用アプリのそれぞれで、旅行者が受け取る内容を比較してください。オフラインで利用できる機能は何か、詳細を変更した場合に各形式がどうなるかを確認しましょう。専用アプリを持つかどうかはブランド所有権に関する経営判断であり、すべての旅行会社に必須というわけではありません。8社のうち、専用アプリまたはホワイトラベルアプリのオプションを明記しているのは6社です。
7. 導入と総コスト
旅程作成ツールの総コストとは、サブスクリプション料金、初期設定・導入作業、連携やカスタム開発、トレーニングにかかる時間、継続的なサポート体制という5項目を初年度分として合計したものです。これらをすべて足し合わせて検討してください。サブスクリプション料金が最も安くても、データ関連の作業まで含めると必ずしも最もコストが低いプラットフォームとは限りません。8社のうち4社は利用者数に応じた課金、1社(mTrip)は旅程数に応じた課金、3社はプラットフォーム単位の課金です。
旅程作成ツール徹底比較:プラットフォーム別レビュー
以下の各プラットフォームは、対象ユーザー、旅程作成の仕組み、連携と配信方法、確認すべきポイント、料金体系という同じ5つの観点でレビューしているため、横並びで比較できます。
mTrip
最適な利用者: シェアアプリTrip Agentを使う小規模チームから、専用のホワイトラベルアプリを導入する大規模チームまで、旅行者に常に自社ブランドを見せたいあらゆる規模の旅行会社に適しています。複数の担当者がテンプレートと1つのブランドを共有する旅行会社にも向いています。ただし、mTripは個人で活動するアドバイザー向けには設計されていません。
mTripは2009年にモントリオールで創業し、35カ国以上で300社を超える旅行ブランドに利用され、年間400万件を超える旅行を管理しています。旅行会社、旅行会社ネットワーク、旅行会社(ツアー)、DMC、TMCが利用しており、日程表の作成、貴社ブランドでの提供、各種業務システムとの連携を1つのプラットフォームにまとめています。標準設定を超える対応が必要な場合は、社内の開発チームが対応します。導入企業はmTrip導入企業一覧ページに掲載されています。
mTrip:日程表作成の仕組み
旅行はドラッグ&ドロップで日程を組み立てて作成します。フライト、ホテル、アクティビティ、送迎、自由時間を追加・移動・並べ替えながら、旅程を作り上げていきます。チームは独自の旅程プラン、説明文、画像、資料をアセットライブラリに保存し、複数の日程表で再利用できます。予約情報はAI Import Wizard(2026年2月提供開始)によって取り込まれます。対応する予約書類やテキスト(PDF、予約確認メール、Word、Excel、貼り付けたテキスト、予約サイトのページ)を編集可能な日程表に変換し、チームが確認します。GDSやミッドオフィスとの連携による取り込みにも対応しています。予約確定前には、担当者が項目別の料金を追加し、貴社ブランドの提案書を共有して、やり取りを重ねながら内容を修正していきます。予約が確定すると、提案書はそのまま確定済みの日程表に切り替わり、作り直す必要はありません。
mTrip:共同作業と提供方法
担当者と業務スタッフは、旅行の記録、テンプレート、アセットを共有できます。DMC、仕入先、提携旅行会社といった外部パートナーも、アカウントへの全面的なアクセス権を与えずに旅行作成への参加を依頼できます。複数のブランドを運営する旅行会社は、1つのプラットフォーム上でブランドごとに別のアカウントを管理できます。旅行者には、アプリ、Web日程表のリンク、貴社ブランドのPDFを通じて日程表が届きます。日程表を編集するとオンラインとアプリに自動で反映され、フライトの変更は担当者の操作なしで更新され、必要なときはいつでも最新のPDFを生成できます。アプリは、貴社のロゴとカラーを表示するシェアアプリTrip Agentか、貴社自身のAppleおよびGoogleデベロッパーアカウントで公開する完全ホワイトラベルアプリのいずれかを選べます。mTripは英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語、ポーランド語、日本語の9言語に対応しています。
mTrip:確認しておくべき点
mTripには、提案書作成用の既製の仕入先コンテンツライブラリは含まれていません。あらかじめ用意されたホテル、アクティビティ、目的地の紹介文を期待するチームは、この点を別途確認する必要があります。AI取り込みの精度は元の資料の内容によって左右されるため、実際に自社の仕入先書類で試し、日付・名前・参照番号・欠落情報については引き続きチームでの確認が必要です。
mTrip:料金体系
月額料金は利用者数ではなく、日程表の作成件数と有効化するモジュールに応じて決まります。シェアアプリのTrip Agentには初期費用は原則かかりませんが、ホワイトラベルアプリには個別見積もりの初期費用と1年間の契約期間が設定されます。詳細な条件は下記の料金セクションをご覧ください。
Travefy
最適な対象: 提案書作成機能と旅行者向けアプリを備えたドラッグ&ドロップ形式のビルダーを求める、個人で活動するアドバイザーやホストエージェンシーのチーム。
Travefyは、北米の個人アドバイザーや小規模なホストエージェンシーの間で広く利用されています。ドラッグ&ドロップ形式の旅程作成ツール、提案書テンプレート、旅行者向けアプリを一つのサブスクリプションにまとめて提供しています。
Travefy:旅程作成の仕組み
ドラッグ&ドロップでの作成に加え、提案書モードを備えています。Smart Importツールが予約情報を取り込み、80以上のクルーズ会社や60以上のランドツアー会社を含む200以上の連携済み仕入先からの旅程・予約データのインポートに対応しているとTravefyは説明しており、フライト情報はリアルタイムで更新されます。Enterprise APIは、既存の予約システムや顧客管理システムから旅程を自動作成しますが、これはGDS連携とは異なる仕組みであり、同一のものと混同しないよう注意してください。
Travefy:コラボレーションと提供
旅行者には、オフラインでも旅程を保持できる共有アプリTrip Plansや、Web、PDFを通じて旅程が届きます。Enterpriseオプションでは、Trip Plansアプリを貴社ブランドでカスタマイズしたiOS・Androidのネイティブアプリとして提供し、独自のApp StoreおよびGoogle Playでの掲載、アプリアイコン、ドメインとメールアドレスの完全なマスキングが可能です。
Travefy:確認すべきポイント
貴社が利用している仕入先が、200以上の連携先リストに含まれているかを確認してください。これによって、インポート機能でどれだけ業務を効率化できるかが変わります。DMCなどの社外パートナーが旅程に関与できるかどうかも確認が必要です。GDS経由で予約している場合は、そのデータがどのようにTravefyに連携されるのか、具体的に確認してください。
Travefy:料金モデル
公開されている料金体系は、基本プラン(CoreまたはPremium、年払い)に加え、追加の担当者1名ごとに割引価格が適用される仕組みです。Enterpriseおよびカスタムブランドアプリのオプションについては、別途見積もりとなります。
Tern
最適な対象: 仕入先のPDFやメールからのインポートに対応したAI支援の旅程作成を求める担当者
Ternは、旅程作成を複数あるワークフローの一つとして提供する旅行会社の担当者向けプラットフォームです。これまでに1,700万米ドルのベンチャー資金を調達しており、旅程作成や目的地情報向けのAI機能を提供しています。
Tern:旅程作成の仕組み
仕入先のPDFやメールからの即時インポートが、AI支援による旅程作成、AI生成の目的地ガイド、持ち物リストに活用されます。
Tern:コラボレーションと提供方法
顧客はWeb日程表と旅行者向けアプリを受け取り、ブランドカラーをカスタマイズできます。
Tern:確認すべき点
公開されている資料ではブランディングはカラーカスタマイズと説明されているため、契約プランでその他に設定可能な項目や、外部パートナーが旅程を編集できるかを確認してください。導入の判断材料が書類インポートではなく予約システムとの連携にある場合は、貴社のシステムを使ったデモを依頼してください。
Tern:料金体系
利用者数に応じたサブスクリプション形式です。見積金額が担当者1名あたりの固定料金なのか、基本プランに追加利用者分の料金が別途加算される仕組みなのかを確認してください。
Axus Travel App
最適な対象: DMCパートナーと共同で旅程を作成し、両者の情報を書類に記載する必要がある担当者や旅行会社
Axusは、ラグジュアリー旅行やオーダーメイド旅行の分野でDMCや仕入先と協働する担当者が利用する旅程作成・コラボレーションプラットフォームです。招待制の仕組みにより、双方が同じ旅程を編集できる点が特徴です。
Axus Travel App:旅程作成の仕組み
目的地情報ライブラリ、400万点を超える画像を収録した社内ギャラリー、チームが作成する再利用可能なコンテンツライブラリ(宿泊施設プロフィール、利用規約など)を活用したビジュアル重視の旅程レイアウトが特徴です。予約情報はGDSのPNRインポート、フライト・クルーズのスケジュール照会、AwardWalletを通じた一部仕入先のメール予約確認書の解析によって取り込まれます。APIにより貴社のバックエンドシステムとも連携できます。
Axus Travel App:コラボレーションと提供方法
DMCと仕入先は同じシステム内で共同編集を行い、共有書類上で双方のブランドを維持できる共同ブランディング機能も備えています。旅行者はモバイルとデスクトップの両方で旅程を確認でき、公開済みの旅程に変更があった場合は自動でプッシュ通知が届きます。貴社ブランドでのアプリオプションも用意されています。
Axus Travel App:確認すべき点
PNRインポートと継続的な予約情報の同期は別の機能であるため、どちらが提供されるのかを確認してください。貴社ブランドでのアプリオプションについては、アカウントや設定に関する契約条件を確認し、DMC側がサービス内容を変更した際に共有中の旅程がどうなるかを実際にテストしてください。
Axus Travel App:料金体系
利用者数に応じたサブスクリプション形式です。追加利用者分の料金体系を確認してください。
Safari Portal
最適な対象: 提案書の質が競争力の源泉となっている旅行会社やDMC
Safari Portalは、旅行業界の専門家がハイエンドでコンテンツの充実した旅程を作成するために開発したツールです。出力結果はソフトウェアが生成したものというより旅行雑誌の誌面のような仕上がりになるよう設計されており、サファリ、探検旅行、オーダーメイドレジャー旅行を扱うラグジュアリー旅行会社やDMCに適しています。
Safari Portal:旅程作成の仕組み
ビジュアル重視のWebおよびPDFレイアウトによる提案書管理、サファリやラグジュアリー旅行向けの仕入先コンテンツデータベース、内蔵のAIアシスタントによるコンテンツ作成(再利用可能なライブラリに保存)が特徴です。旅程はリンクを通じて顧客と共有されます。
Safari Portal:コラボレーションと提供方法
仕入先パートナーとの共同ブランディングに対応しています。Travel Portalアプリにより旅行者はオフラインでも旅程を確認でき、フルホワイトラベルへのアップグレードも用意されています。
Safari Portal:確認すべき点
予約書類をどのようにプラットフォームに取り込むのかを確認し、貴社が実際に受け取る仕入先の予約確認書でテストしてください。美しい提案書の作成よりもGDSやミッドオフィスのデータ統合が目的の場合は、その点を個別に確認してください。
Safari Portal:料金体系
プラットフォーム単位のサブスクリプション形式です。ホワイトラベルアプリへのアップグレードは別料金となります。
Vamoos
おすすめの用途: プレゼンテーションと旅行者体験の設計を強みとするブティック型旅行会社やラグジュアリー旅行会社。
Vamoosは、旅行中に旅行者が手にするものに重点を置いています。Storyboard形式での日程表作成とデジタル書類共有を軸にした、ビジュアル重視のアプリです。イギリスの旅行会社やオーダーメイド旅行会社に広く利用されています。
Vamoos:日程表作成の仕組み
Storyboard形式での日程表作成、デジタル書類共有に加え、PDFをアップロードする代わりにプラットフォーム内でブランド文書を作成できるStudioエディタを備えています。Vamoosは、顧客データ、日程表、航空便、予約情報を自社サーバーに取り込むAPIバックオフィス連携を公開しています。公開されているAI機能は画像選定が中心です。
Vamoos:連携と提供方法
旅行者は日程表と書類にオフラインで完全にアクセスでき、リアルタイムのメッセージ機能も利用できます。アプリには貴社のロゴとカラーが表示され、独自アプリのオプションも用意されています。
Vamoos:確認すべき点
独自アプリのオプションに何が含まれるか、開発者アカウントの所有者が誰かを確認してください。予約データの取り込み経路として公開されているのはAPI連携ですので、貴社のシステムでの実装にどのような作業が必要か、誰が担当するのかを確認しましょう。
Vamoos:料金体系
プラットフォーム単位のサブスクリプションです。独自アプリのオプションは別料金となります。
TravelJoy
おすすめの用途: 業務連携よりも提案書・日程表作成を重視する、新興または小規模なレジャー旅行アドバイザーチーム。
TravelJoyは旅行アドバイザー向けの提案書・日程表作成ツールを提供しており、事業を始めたばかりのアドバイザー向けにエントリーレベルの料金を設定しています。
TravelJoy:日程表作成の仕組み
提案書作成と見積テンプレートに加え、日程表を自動作成するAI Itinerary Copilot、仕入先から転送された見積をクライアント向け提案書に変換するMagic Emailを備えています。団体旅行管理と団体予約はProプランに記載されていますが、企業向けMICE対応は別途検討が必要です。
TravelJoy:連携と提供方法
Web日程表の提供と旅行者向けアプリ。
TravelJoy:確認すべき点
契約プランにおける旅行者向けアプリのブランド適用範囲と、外部パートナーが旅程に関与できるかどうかを確認してください。GDSやミッドオフィスとの連携が必要な場合は、その方法について個別に確認しましょう。
TravelJoy:料金体系
エントリーレベルの料金での利用者数単位のサブスクリプションです。追加利用者分の課金方法を確認してください。
Wetu
おすすめの用途: 特にアフリカ地域を中心に、充実した目的地情報が日程表作成の要となる旅行会社やDMC。
Wetuは南アフリカ発のプラットフォームで、代理店、旅行会社、DMC(取引先に販売する旅行会社を含む)に向けて提供されています。仕入先コンテンツライブラリはアフリカ地域の商品を中心に構築されていますが、プラットフォーム自体はその市場に限定されるものではありません。
Wetu:日程表作成の仕組み
仕入先コンテンツライブラリを活用したビジュアル重視のWebおよびPDF日程表レイアウトと、地図ベースの日程表表示を提供します。AIを活用した仕入先向け営業ガイドは仕入先向けコンテンツを生成するもので、旅行者向け日程表の生成とは別の機能です。
Wetu:連携と提供方法
日程表は、販売先の代理店ごとにカスタマイズ、共同ブランド化、またはホワイトラベル化が可能です。TravelKeyアプリは貴社ブランドで提供されるとされており、インタラクティブな日程表、地図、書類、日次プランをオフラインで利用できます。
Wetu:確認すべき点
TravelKeyアプリが貴社自身の開発者アカウントで公開されるのか、Wetu側のアカウント内で公開されるのかを確認してください。予約書類やGDS予約情報がどのようにプラットフォームに取り込まれるかも確認が必要です。アフリカ以外の地域で旅程を扱う場合は、契約前に対象地域のコンテンツの充実度を確認してください。
Wetu:料金体系
プラットフォーム単位のサブスクリプションです。
予約情報のインポートとAI旅程生成ツールはどのように機能するのでしょうか?
| AIタスク | 機能内容 | 確認すべき点 |
|---|---|---|
| 予約情報の抽出 | 既存の予約確認書を読み取り、詳細を日程表の構成要素として整理します。 | 貴社が実際に使用する書類での精度(抜け漏れ項目、日付、旅行者名、予約確認番号など)を確認してください。 |
| コンテンツ作成支援 | 宿泊施設、アクティビティ、目的地の説明文を作成します。 | 精度、修正の手間、そして貴社スタッフが把握している施設情報と一致するかどうかを確認してください。 |
| 旅行プランの提案 | アクティビティや日程ごとのプランを提案します。 | 実現可能性(営業時間、移動時間、顧客の希望との整合性)と、スタッフがどの程度コントロールできるかを確認してください。 |
“AI旅程生成ツール”が旅行会社にとって意味すること AI旅程生成ツールとは、AIを使って旅程内容を抽出、作成、提案するツール全般を指す言葉であり、上記の3つの機能すべてを含みます。本記事で比較している8つのプラットフォームのうち7つがAI機能を公表しており、うち4つはAIによる予約情報抽出機能を備えています。消費者向けのAI旅行プランナーはプロンプトから日程ごとのプランを生成しますが、旅行者はそのプランナー自身のブランド名でそれを受け取ります。本記事で紹介する旅程作成ツールは、結果を貴社のブランドで提供する点が異なり、またカバーするAI機能の範囲もそれぞれ異なります。各プラットフォームの対応状況は2つ目の表に示しています。
AIインポートと手動編集は対立するものではありません。抽出機能は入力の手間を省き、ドラッグ&ドロップでの編集は結果に対する管理をスタッフに委ねます。どちらか一方しか提供しないプラットフォームでは、どこかで時間がかかることになります。
各旅程作成ツールが対応するAI機能
| プラットフォーム | 予約情報インポートの仕組み | AIによるコンテンツ生成 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| mTrip | AI抽出。AI Import Wizardが対応するPDF、予約確認メール、Word、Excel、貼り付けたテキスト、予約用Webページを読み取り、スタッフが結果を確認します。これとは別に、GDSおよびミッドオフィス連携により予約データを直接取り込むこともできます。 | Trip Genius™:好み、営業時間、地理的条件に基づいた日程ごとのプラン作成 | 予約情報の取り込みと旅行者向け日程表 |
| Tern | AI抽出。仕入先のPDFやメールを即座にインポートします。 | AIによる旅程作成支援とAI目的地ガイド | アドバイザー向け業務フローと旅行者向け日程表 |
| TravelJoy | AI抽出。Magic Email機能が、転送された仕入先の見積を提案書に変換します。 | Itinerary Copilot:日程表の下書き作成 | 提案書の作成 |
| Travefy | Smart Import(AI活用と記載)。これとは別に、仕入先連携により200以上の情報源から予約を取り込みますが、これは抽出ではなく直接連携によるものです。 | コンテンツ生成の範囲については提供元にご確認ください | 日程表の作成 |
| Safari Portal | 予約情報インポートについては提供元にご確認ください。 | 内蔵のAIアシスタントがコンテンツを作成し、再利用可能なライブラリに保存できます | 提案書のコンテンツ |
| Wetu | 予約情報インポートについては提供元にご確認ください。 | AIを活用した仕入先向け営業ガイドで、旅行者向けではなく仕入先向けのコンテンツを作成します | 仕入先向けコンテンツ |
| Axus Travel App | 一部の仕入先についてはAwardWalletを通じたサードパーティによる予約確認メールの解析に対応し、GDSのPNRインポートも可能です。いずれもAI機能とは記載されていません。 | 提供元にご確認ください | 予約情報の取り込み |
| Vamoos | APIによるバックオフィス連携で、抽出ではなく直接連携によるものです。 | AIによる画像選定。 | 素材・画像の選定 |
これらはすべて、貴社が実際に使用する仕入先の書類でテストしてください。インポートの精度は元となる書類の内容に左右され、整ったフォーマットの航空会社の予約確認書とスキャンされた仕入先のバウチャーとの差で、各ツールの実力の違いが表れます。
旅程作成ツールの料金体系と導入方法
旅程作成ツールの料金体系は、利用者数単位または日程表の作成件数単位が一般的で、これに加えて導入設定費、専用アプリの費用、オプション機能の費用がかかります。サブスクリプション以外に旅行会社が負担する費用の詳細は、旅行会社向けシステムの料金ガイドをご覧ください。
利用者数単位のサブスクリプション
利用者数単位の料金体系は、ログインするスタッフ1人ごとに課金する方式で、基本プランに追加利用者1人あたりの割安な料金を上乗せする形が一般的です。今回比較した8つのプラットフォームのうち、Tern、Axus、TravelJoyが利用者数単位の料金体系を採用しており、Travefyは基本プランに追加の担当者分の利用者数単位の料金を組み合わせています。小規模なチームには料金が予測しやすい一方、スタッフ数が増えるほどコストがかさみ、実際に作成する旅行の件数とは連動しません。見積を比較する前に、どちらの料金体系を採用しているかを必ず確認してください。
日程表の作成件数単位のサブスクリプション
日程表の作成件数単位の料金体系は、作成する日程表の件数に応じて課金する方式で、2026年9月時点では本ガイドで比較したプラットフォームの中でmTripのみがこの方式を採用しています。Safari Portal、Vamoos、Wetuはプラットフォーム単位のサブスクリプションです。件数単位の料金は、チーム規模ではなく業務量に連動するため、複数のスタッフが1件の案件に関わる旅行会社や、スタッフ数の変動が多い旅行会社に向いています。下書きや提案書、更新作業などどの日程表が件数にカウントされるか、また未使用分が繰り越されるかどうかを確認してください。
導入設定費
導入設定費とは、プラットフォームの設定、既存システムとの連携、コンテンツの移行にかかる初期費用です。比較の際に見落としがちな項目ですので、必ず確認し、初年度の総費用に加算してください。Trip Agentは標準では導入設定費がかかりませんが、ホワイトラベルアプリにはプロジェクトの規模に応じた導入設定費が発生します。
専用アプリの費用
専用アプリとは、貴社ブランドで公開するアプリのことで、サブスクリプション費用に加えて、設定費用やストアアカウントの取得、保守作業が発生します。ベンダーがどこまで対応してくれるか、AppleおよびGoogleのデベロッパーアカウントを誰が保有するか、公開後に毎年発生する費用は何かを確認してください。mTrip’sのホワイトラベルアプリは、貴社が保有するデベロッパーアカウントで公開されます。
オプション機能
オプション機能とは、危機管理や安全配慮義務への対応など、基本プランとは別料金で提供される機能のことです。貴社の要件のうちどれが基本料金に含まれないか、各機能が月額課金か一括課金かを確認してください。mTripでは、危機管理はどちらのプランでも有料オプションです。
カスタム連携・カスタム開発
カスタム連携・カスタム開発とは、貴社独自のシステムや業務プロセスに合わせた開発作業のことで、プロジェクトごとに範囲と費用が決まります。ベンダーが自社内で対応するか、着手前に範囲と費用をどのように合意するか、完成後の保守は誰が担うかを確認してください。mTrip’sの社内開発チームが、カスタム機能や連携開発をプロジェクトごとに個別見積で対応します。
mTripの料金体系。 月額料金は、利用者数ではなく、日程表の作成件数と選択したオプション機能によって決まります。Trip Agentは標準では導入設定費がかからず、長期契約の縛りもなく、サブスクリプション条件に従って解約できます。追加サポートや導入支援、設定作業、連携対応が必要な場合は、導入設定費が発生します。フル版のホワイトラベルの提供では、プロジェクトの規模に応じた導入設定費と月額料金がかかり、契約期間は1年間です。設定内容、連携、アプリストアの審査要件によって異なりますが、通常2〜3週間で稼働を開始します。危機管理はどちらのプランでも有料オプションです。無料トライアルはデモの後にご利用いただけます。
見積を比較できる状態にするためのルール。 すべてのベンダーに対して、同じチーム規模、同じ年間日程表作成件数、同じ連携要件、同じ配信要件という共通の条件で見積を依頼してください。この条件をそろえない限り、利用者数単位の見積と件数単位の見積を単純に比較することはできません。サブスクリプション費用、導入設定費、連携費用、専用アプリの費用を含めた初年度の総費用で比較してください。
最適な旅程作成ツールを選ぶデモチェックリスト:1回のデモでどのベンダーも検証できます
旅程作成ツールのデモチェックリストは、同じサンプル旅程で行う8つのステップで構成されます。インポート、変更、再利用、価格設定、パートナーの招待、配信、オフライン確認、再変更です。候補に挙げた各ベンダー(mTripを含む)について、各ステップでの動作を記録してください。
候補となっているすべてのベンダー(mTripを含む)について、同じ8つのステップを実施してください。貴社自身の書類を持ち込みましょう。ベンダー側のサンプルデータで行うデモでは、本来確認すべき質問に答えることができません。
mTripが旅程作成ツールの候補に入るのはどのような場合ですか?
mTripは旅程作成ツール、貴社ブランドのアプリ、運用プラットフォームです。 開発元は2009年にモントリオールで創業しました。35カ国以上で300社を超える顧客に利用されており、年間400万件以上の旅程を管理し、9言語に対応しています。Digitrips Groupの一員です。
mTripが向いているのは、予約情報のインポート、再利用可能なコンテンツ、提案書の価格設定、パートナーとの連携、貴社ブランドでの旅行者への配信を一つのプラットフォームで行いたい旅行会社のチームです。魅力の多くは、一連の業務がすべてつながっている点にあります。GDSや仕入先のPDFから取り込んだ旅程を、貴社のチームが作成・価格設定し、DMCが内容を追加し、弊社ではなく貴社の名前を冠したアプリを通じて旅行者に届けられます。レジャーと法人の両方の旅行を扱う旅行会社は、別のプラットフォームを導入する代わりに、安全配慮義務と出張者の所在確認を有料オプションとして追加できます。
mTripに不足している点。 mTripは旅行会社やチームで働く担当者向けに作られているため、個人で活動する担当者にはオーバースペックに感じられる場合があります。既製の仕入先コンテンツライブラリは含まれていないため、旅程作成ツールにその機能を求める旅行会社は、他の要件と照らし合わせて検討する必要があります。
他のツールの方が適している場合。 個人で活動する担当者にはTravefy、Tern、TravelJoyの方が適しています。DMCと共同で旅程を作成する旅行会社はAxusを検討する価値があります。提案書の見栄えが重要な旅行会社はSafari Portalからより多くの価値を得られるでしょう。Wetuはアフリカのプログラムを扱う場合に検討する価値があり、対象地域のカバー範囲を確認してください。旅行中のモバイル体験を強みとする旅行会社は、Vamoosと直接比較することをお勧めします。
貴社のチームがmTripの旅程作成ツールでどのように旅程を作成できるかご覧ください
貴社の仕入先書類をお持ちいただければ、その場でインポートし、旅程を編集して、Web、PDF、そして貴社ブランドのアプリで表示する様子をご覧いただけます。貴社の予約システム、旅程の件数、導入にあたって必要な作業についてもご説明します。
旅程作成ツールに関するよくある質問
旅行会社に最適な旅程作成ツールは?
多くの旅行会社にとって、最適な旅程作成ツールはmTripです。書類、GDS、ミッドオフィスシステムから予約情報をインポートし、複数の担当者が貴社ブランドのもとでテンプレートを共有でき、各旅行をアプリ、Web日程表、PDFを通じて提供できます。旅行会社のチーム向けに設計されているため、単独で活動する担当者にはオーバースペックになる場合があります。画像を重視した提案書にはSafari PortalやWetuが適しています。DMCと共同で旅行を作成する場合はAxusが候補になります。単独で活動する担当者はTravefy、Tern、TravelJoyを選ぶことが一般的です。2026年9月時点で確認した公開資料によると、外部パートナーが旅行の編集に関与できることを明記しているのは8社中mTripとAxusの2社のみで、旅程数に応じた料金体系を採用しているのはmTripのみです。
旅行会社の担当者に最適な旅程作成ツールは?
旅行会社に所属する担当者には、mTripをおすすめします。AI Import Wizardが仕入先からの予約確認書を編集可能な日程表に変換し、Amadeus、Sabre、TravelportとのGDS連携により予約情報を自動的に取り込みます。旅行者には貴社ブランドのもと、アプリ、Web、PDFで旅行内容が届きます。単独で活動する担当者はTravefy、Tern、TravelJoyを選ぶことが多いです。
旅行会社の担当者に最適な旅程作成ツールは?
旅行会社のチームで働く担当者には、mTripが最適です。テンプレートの共有、予約情報のインポート、そして旅行者が目にするすべての日程表・アプリ・PDFに貴社ブランドを統一して反映できます。単独で、またはホストエージェンシーを通じて活動する担当者は、Travefy、Tern、TravelJoyを選ぶことが一般的です。
旅行会社の担当者は顧客向けの日程表作成にどのようなシステムを使っていますか?
旅行会社の担当者は、mTrip、Travefy、Tern、Axus、Safari Portalなどの旅程作成ツールを使い、予約情報を顧客向けの日程別の旅行内容に変換しています。mTripはAIまたはGDSから予約確認書をインポートし、貴社のテンプレートとブランドを適用したうえで、旅行内容に変更があった場合に更新される貴社ブランドのアプリ、Web日程表、PDFを通じて日程表を提供します。
旅程作成ツールに求められる機能とは?
優れた旅程作成ツールには、次の6つの機能が求められます。
- 旅行内容を一から作り直すことなく、作成・変更できること
- 既存の書類やシステムから予約情報を取り込めること
- 貴社独自のコンテンツを再利用できること
- 予約前に提案書の価格設定や修正ができること
- 承認された提案書を確定後の旅行内容にそのまま引き継げること
- 旅行者にWeb、PDF、アプリを通じて旅行内容を届けられること
貴社名義で公開する専用アプリは、すべての旅行会社に必須というわけではなく、ブランド所有に関する経営判断です。比較を進める前に、自社に必要かどうかを見極めてください。
顧客が予約する前、旅程作成ツールはどのような役割を果たしますか?
顧客が予約する前の段階では、旅程作成ツールはスタッフが提案書を作成し、代替案を提示し、価格を追加し、内容を修正する作業を支援します。再利用可能なテンプレートやコンテンツを活用することで、こうした修正作業の繰り返しを減らすことができます。予約後は、作業の中心が予約確認書のインポート、バウチャーや参照情報の添付、変更対応、パートナーとの調整、最終的な旅行内容の提供へと移ります。ベンダーを検討する際は、この両方の段階、特に承認済みの提案書がどのように確定済みの日程表へと移行するのかを必ず確認してください。
旅程作成ツールのAI機能にはどのような違いがありますか?
旅程作成ツールのAI機能は、同じ「AI」という言葉で呼ばれていても、実際には3つの異なる機能を指します。
- 予約情報の抽出は、既存の予約確認書を読み取ってデータとして構造化します。自社の書類で試し、必須項目や日付、氏名、予約番号などに漏れがないか確認してください。
- コンテンツ作成支援は、説明文の下書きを作成します。どの程度の編集が必要になるか見極めましょう。
- 旅程提案は、アクティビティや1日ごとのプランを提案します。営業時間や移動時間などの実現可能性、そして担当者がどこまでコントロールできるかを確認してください。
mTripはAI Import Wizardで予約情報抽出を、Trip Geniusで旅程提案をカバーしています。Tern、TravelJoy、Travefy、Safari Portalはそれぞれこの範囲の一部をカバーしています。AIによるインポートと手動編集は組み合わせて使うものであり、最終的な結果をドラッグ&ドロップで調整できることも重要です。
貴社ブランドでAI旅程作成機能を利用できる旅程作成ツールはどれですか?
今回比較した8つのプラットフォームのうち7つがAI機能を備えており、うち4つ(mTrip、Tern、TravelJoy、Travefy)はAIによる予約情報抽出に対応しています。AIが担う役割はツールによって異なります。mTripはAI Import Wizardで予約情報抽出を、Trip Geniusで日程表の作成をカバーしています。Ternはインスタントインポートと、AIを活用した旅程作成を提供しています。TravelJoyはMagic Emailで転送された仕入先の見積を提案書に変換し、Itinerary Copilotで旅程表の下書きを作成します。Travefyは自社のSmart ImportをAI活用型と説明しており、Safari Portalには再利用可能なコンテンツを作成するAIアシスタントが搭載されています。ブランディングの深さにも差があります。一部のプラットフォームは共有アプリ内でロゴや配色を反映するのに対し、貴社ブランドで公開するアプリを提供するものもあります。消費者向けのAI旅行プランナーはプロンプトからプランを生成しますが、提供元のブランドで配信されるため、旅行会社向けの旅程作成ツールの代わりにはなりません。
旅程作成ツールはGDSから予約情報をインポートできますか?
できるツールもありますが、「インポート」という同じ言葉で3つの異なる仕組みを指すため、提供される機能がどれに当たるか確認が必要です。
- 書類からの情報抽出は、貴社が提供する予約確認書を読み取ります。
- PNRインポートは、要求に応じて予約記録を取得します。
- 継続的な同期は、予約内容が変更された際に旅程表を最新の状態に保ちます。
mTripはAmadeus、Sabre、Travelportに加え、Tourplan、Moonstride、Viaxoft、Juniperなどのミッドオフィスシステムと連携しています。AxusはGDSのPNRインポートとAPIを提供しています。TravefyはEnterprise APIを提供しています。各ベンダーに自社システムでの流れを実際にデモしてもらい、旅程表を送付した後に仕入先が予約内容を変更した場合にどうなるかも確認してください。
旅程作成ツールの料金はどのくらいですか?
旅程作成ツールの料金体系は、利用者数単位または旅程件数単位での課金が一般的で、これに加えて初期設定費用、貴社ブランドの専用アプリ、オプションモジュール、カスタム連携などの個別費用が発生します。2026年9月時点で比較した8つのプラットフォームのうち、4社が利用者数単位、1社が旅程件数単位、3社がプラットフォーム単位の料金体系を採用しています。これらの料金体系の間では表面的な金額だけで比較すると誤解を招くため、チーム規模、旅程件数、連携範囲、配信要件といった条件を揃えて比較することが重要です。mTripは利用者数ではなく、旅程件数と選択するモジュールに応じた課金となっています。詳細は旅行会社向けシステムの費用ガイドをご覧ください。
旅行者はオフラインで日程表を確認できますか?
今回比較した8つの旅行者向けアプリのうち5つ(mTrip、Travefy、Safari Portal、Vamoos、Wetu)が、一部のコンテンツをオフラインで保持できます。異なるのは、どのコンテンツがダウンロードされるかという点です。mTripは日程表、旅行書類、地図、連絡先情報を端末に保存します。各ベンダーに、具体的にどの内容がキャッシュされるかを確認してもらい、出発前に機内モードで実際にテストしてください。リアルタイムの通知、フライト状況の変更、新たに編集された内容を旅行者に届けるには、いずれも通信環境が必要です。
旅行会社(ツアー催行)に最適な旅程作成ツールはどれですか?
個人アドバイザーとは異なり、ツアーを催行する旅行会社には独自のニーズがあります。繰り返し催行する再利用可能なプログラムやツアー、個々の旅行者向けの前後泊の延泊手配、DMCや現地パートナーからの情報提供、そして自社ブランドまたは販売代理店のブランドでの配信です。mTripはこの4つすべてに対応しており、テンプレートとアセットライブラリによる定番プログラムの管理、同一日程表内での延泊手配、外部パートナーのアクセス権限、そして1つのプラットフォーム上での複数ブランドアカウントの運用が可能です。Wetuはアフリカ向けプログラムや、旅行代理店を通じて販売する旅行会社にとって検討の価値があります。対象地域のコンテンツカバー状況を確認してください。Safari Portalは提案書の見栄えで差別化を図る旅行会社に適しています。AxusはDMCと共同でツアーを造成する旅行会社に適しています。旅行者向け機能の比較については、専用の旅行会社向けベストアプリ比較記事をご覧ください。
送付後に日程表が変更された場合はどうなりますか?
更新の挙動はプラットフォームや配信形式によって異なるため、思い込まずに実際に確認することをお勧めします。mTripでは、スタッフによる編集内容が連携済みのWeb日程表とモバイルアプリに反映され、フライトの変更はスタッフの操作なしで自動更新されます。PDFを利用している顧客には、新しいバージョンの生成が必要です。オフライン状態の端末では、接続が回復するまで後続の変更が反映されません。各ベンダーに、すでに共有済みの日程表のホテルや送迎を変更してもらい、それぞれの顧客向け形式でどう反映されるかを実際に見せてもらいましょう。
1つのプラットフォームでレジャー旅行と法人旅行の両方に対応できますか?
多くの旅程作成ツールはどちらか一方のセグメント向けに作られています。mTripは1つのシステムでレジャー向けモジュール(旅程作成ツール、貴社ブランドのアプリ、旅行書類の配信)と法人旅行向けモジュール(安全配慮義務、出張者の所在確認、リアルタイムのリスク通知)の両方を扱えます。危機管理は有料オプションです。レジャーと法人の案件が混在している場合は、一般的な対応可否の説明だけでなく、各ベンダーに貴社のプログラムで必要となる具体的な法人予約・所在確認・リスク対応のワークフローを実演してもらいましょう。
ご準備ができましたらいつでも
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旅程作成ツール、ホワイトラベルアプリ、貴社ブランドでの展開を30分でご紹介するデモをご予約ください。
デモ後には無料トライアルをご利用いただけます。Trip Agentは当日から開始でき、ホワイトラベルアプリは通常2~3週間で稼働を開始します。